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●家事塾さんとの取組み

category >NEWS


カーフでは今年から家事塾さんとの取り組みを始めています。


その第一弾の取組みとして、家事塾の代表である辰巳渚さんのご自宅のキッチンを

納めさせていただきましたのでご紹介したいと思います。


まず「家事塾」とは、というところから簡単にご説明します。
家事塾さんは「家事」という視点から暮らし方、生き方を見つめ直すための活動を行っており、

全国で家事や教育に関する講座を開いたり、

より具体的に暮らし方のアドバイス(家事セラピー)を行う

「家事セラピスト」を養成する活動を行っています。
家事塾の代表を務める辰巳さんはご自身も二人のお子さんを持つ母であり

日々「家事」に向かい合う主婦でもあります。




「家事」というと家の中での掃除・洗濯など限定した作業ととらえられがちですが、

辰巳さんは家事という日々の営みを、

その人の「暮らしかた」また「生き方」そのものとして広く捉えており、

更には生活のための場である「家」や使われる「道具」との関わり方に至るまで

含めてご提案されています。


暮らしの中で無意識に行っている行動や、日頃当たり前のように使っているモノ。

そのひとつひとつを見つめ直し、整理していくことで「自分らしい暮らし」や「生きがい」といったその人なりの答えを導き出していく家事セラピー。
本来親から子へと引き継がれるはずの家庭の習慣や、モノを大事にする心。

人やモノとの関わり方が複雑化した現代の社会において、

家事や暮らしに悩む人々を救うべく日々飛び回って奮闘しておられます。



家事塾HP http://kajijuku.com/
くらしのこと http://www.kurashinokoto.net/





さて、辰巳さんが住まわれているお宅は茅ケ崎にある昭和の時代に建てられた1戸建て。
10年ほど前に引っ越されて、それ以来気になるところを

少しずつリフォームしてきたそうなのですが、キッチンだけは「その家の暮らしの象徴」

とも言えるとても大事な場であるがゆえになかなか手が付けられず古いまま、とのことでした。



ところがいざ「キッチンを新しくしよう!」と思い立ってみても、

探してみると古い家にも馴染むものはなかなか見つからず・・・

かといって家事塾の提案するキッチンとして、

また一生活者として、妥協して半端なものにしたくないとの強い想いもあったようで…

…悩んだ末に既成のキッチンメーカーさんではなく、より細やかな視点で作りこんでいける

家具屋さんと新しい理想のキッチンの形、また家族の中心となる「台所」を

作り上げていきたいと考えに辿り着いたということでした。




モノへの熱い想いを持ってご相談頂いたことを光栄に思いつつも、

事前の予備知識が十分で無かった私たちは

「家事塾?」「理想的なキッチン?」「ルンバが入る!?(お掃除ロボ)」などなど

たくさんの「???」の中(失礼ながら…)打ち合わせはスタートしました。



辰巳さんからのリクエストは

「キッチンも生活の道具として使う喜び、また手を掛ける喜びのあるキッチンにしたい」

というもので、モノとの関わり方の大切さを伝えられるよう、
「汚れないもの」「壊れないもの」ではなく「使い込んでいくいくことで魅力を増すもの」

また「修理して、手を掛けて大切に使い続けられるもの」を伝えていきたいというお話でした。

これはまさにカーフの家具が目指すものと重なるところです!




いざ具体的な打ち合わせを進めていくと、暮らしの一つ一つを日々真剣に見つめている

辰巳さんのご指摘や疑問は細かい部分にまでおよび、

「なぜこの配置なのか?」
「この収納部の使い道は?」
「なぜこの機能が必要なのか?」
「奥行きを浅くできないか?」

など、機能や収納量を競う傾向にあったこれまでのキッチンとは真逆の発想とも言える

鋭い意見も飛び出すなど、発見の連続でした。


まっすぐで熱いエネルギーに突き動かされ、一つ一つの機能や形の意味を

じっくり確認するように打ち合わせは進められていきました!




キッチン単体の交換だけではなく並行してその周辺の壁や窓、ドアなども

リフォームを同時に進められていたため、辰巳さんはそのための素材選びにも奔走。



キッチンの背面壁にはクラフト感あふれるガラスタイルを張ることになりました。
タイルは聖和セラミックスさんの扱う「オーシャンサイド」というガラスモザイクタイルで、

同じ色でも一つ一つの輝きや表面のシワ、濃淡も微妙に異なるとても美しいタイルです。

http://www.seiwaceramics.co.jp/products/tessera.html




はじめはどうなることかと心配もありましたが、何度となく重ねた打ち合わせの甲斐もあり、

全体のかたちから中身まで、今までにない試みが詰まった内容にまとまってきました。
本体はチェリーの無垢材を使用し、近年のキッチンでは珍しく一部に引戸を用います。

仕上りがとても楽しみです!






取付作業当日。

まだ下地のむき出しになった部屋に職人さんたちが取り付け作業を進めていきます。


つくりも一般的なキッチンとは少し違っているため、

職人さんたちもひとつひとつ確認しながらの作業となりました。







遅くまで作業は続けられ、ようやく取り付けが完了しました。
完成写真を少しだけ。




ぱっと見た印象もとても個性的ですが、見えないところにも色々と工夫が凝らされています。
詳細については近日改めてご紹介します!

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●モデルハウスコーディネート × 相羽建設株式会社

category >NEWS
 


東京都東村山市を拠点とした「相羽建設株式会社」さんのモデルハウスを
カーフがインテリアコーディネートさせていただきました。

「永く住み続けられる家」をスローガンに環境に配慮した家造り、
自然素材にもこだわった地域密着の工務店です。

我々カーフが考える「家具・暮らし方」と考えに共通する部分も多く、
今回一緒にお仕事させていただくことになりました。




今回、我々がお手伝いさせていただいたプロジェクト「ソーラータウン府中」
(9月1日(土)よりモデルハウスオープン / open 10:00~17:00)
東京都のまちづくり「長寿命環境配慮住宅モデル事業」として東京都府中市に全16区画分譲。
カーフがコーディネートさせていただいたモデルハウスをご覧になる事が出来ます。



カーフHPでも一部ですが、コーディネートの様子をご紹介させていただきます。
※関連ブログ(打ち合わせ風景)



相羽建設さんの家づくりの理念をベースに、コーディネートのテーマを
「家族との時間を大切にする暮らし」「素材感と経年変化」「クラフト感のある空間」とし、
そこに住む家族や暮らしぶりが想像できるような家具や照明、
インドアグリーン、雑貨も含めコーディネートさせていただきました。




2階のキッズルーム。
南向きで天井高もあり開放的な空間。大きなインドアグリーン、木製のおもちゃや
ラグ・クッションで色を取り入れ、元気で楽しい雰囲気に。



kano bookshelfの横に像のイラスト(ウォールステッカー)を貼りました。
寂しくなりがちな壁も手軽にかわいらしく演出。



木製のおもちゃ、色鉛筆などの小物も演出としてコーディネート。







2階の別室。お父さんが趣味や読書などに使う部屋として設定。
ann lounge chair WNを中央に置き、ユーズド家具を周りに配置して
こだわり感や男性好みするようなものをセレクトしています。
また壁面に設置された棚にも趣味性のある小物を置きました。





1階の広々としたリビング・ダイニング。
よく見かけるテレビに向かって一列に並ぶような家具の配置ではなく、コーディネートの
テーマにもあるように、「家族が自然なコミュニケーションが取れる」ように
リビング・ダイニングに一体感を持たせた「空間をつなぐ」家具のセレクトとレイアウトにしました。




ダイニングにはforest tableleaf dining chair
カーフでもトップクラスの工場で作られた家具。
上質な作りと繊細なフォルムは、大人のダイニングシーンを演出。






今回のモデルハウスの為にデザイン・製作した「オリジナル リビングカウンター」
長さ4Mのキャビネットとスチール脚で構成。上記でも述べたリビング・ダイニングに
一体感を持たせる役割になっています。
空間全体に木の素材を多く使用されている為、ぼんやりとした印象になりがちです。
そこで横長のシャープなキャビネットのデザインや、金物や塗装色など異素材を持ち込むことで
空間全体にメリハリとアクセントをつけています。
またTV台として使えるリモコンセンサーを装備し、キャビネットとしての
収納力も持ち合わせています。





リビングにはカーフでも人気のtolime+ 3seat sofa
2階でも登場したann lounge chair OAK
あえてコーヒーテーブルは置かず、ソファ横にリーフのスモールテーブル4055
ラグをラウンド型にしソファの配置に自由度を持たせ、空間を囲うように配置しています。




壁にはテキスタイルブランド「点と線 模様製作所」さんの生地を使い
ファブリックパネルを手作りしました。布の持つやさしい色味や風合いも
日々の空間を楽しく、豊かにします。


いかがでしたでしょうか。店頭やHPで見るのとは違い、実際の住宅に置かれた家具は
またそれぞれ違った印象で新しい表情を見せてくれます。


モデルハウスについての詳しい情報は下記よりご確認ください。
相羽建設株式会社(府中ソーラータウン HP)


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●イベント「karf trywoks 2012」開催中

category >EVENT
 


カーフ1Fショーウィンドウにて「karf tryworks」を開催中。
tryworks(トライ・ワークス)はカーフの造語で
「新たなる試み」「実験」を意味するワードです。



新作のみならず、現行商品の仕上げ変更や、初めて使う素材、
様々な新しい試みを積み重ね、空間を構成していきます。




ディスプレイに使う小物などもアイデアと遊び心たっぷり。

是非とも”実験的カーフ”を見に来てください!


★イベント関連ブログ(クリック!)




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karf tryworks 2012 09.04 tue ~ START

category >EVENT

 

この度カーフでは9月4日(火)より
イベント「karf tryworks」を開催いたします。

一般のお客様にはなかなかご紹介することが出来ない
カーフオリジナル家具のプロトモデルを「トライワークス」と題し
1Fショーウィンドウにて展示いたします。








オリジナル家具を作る上で原点でもある、

「こんな家具があったらいいね」
「こんな空間って、わくわくするね」

そんな気持ちを好奇心旺盛なカーフが具体化します!
インテリアスタイルの実験的空間を
ご一緒に共有しませんか?

皆様のご意見もお聞きしながら、この原石たちをブラッシュアップして
一か月後の商品化を目指していきます!

カーフメンバーも、ディスプレイ替えを行う日まで
どのような空間になるかは分かりません。
当日運ばれてくる商品と計画したディスプレイ、
その場の作業中に湧き出てくるアイデアで空間を作ります。

是非ともお楽しみ!


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